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レアグル研 【1】-【10】 ブログトップ

GQの前身グループ「Rhythm Makers」によるディスコサウンドの秀作 [レアグル研 【1】-【10】]

YouTubeでレア・グルーヴを大研究!! 【10】Rhythm Makers / Soul On Your Side



もう2010年も9月が来てしまいました。秋という感じは全然しませんが…。このレア・グルーヴ研究シリーズもようやく10回目。もう少し更新ペース上げたほうがいいかなとも思いますが、遊びだしまぁいいや。で、今回はアガるディスコサウンドがたっぷり!Rhythm Makers(リズムメイカーズ)の『Soul On Your Side』(1976)をご紹介します。



このリズムメイカーズは、79年に発表されたヒット曲「Disco Nights」で有名なGQの前身グループ。そしてこの『Soul On Your Side』は、彼らのリズムメイカーズ名義での唯一のアルバムです。インスト・ファンクの「Zone」、メロウなStreet Dreamin'」など粒ぞろいの内容ですが、なんといってもタイトルトラック「Soul On Your Side」が秀逸。四つ打ちビートにからむヴォーカル、コーラスの心地よさは、これぞディスコ!聴いてみて。



キラキラっとした上モノのフルートもかっこいい!タイトルトラック「Soul On Your Side」





「Soul On Your Side」をベースにしたGQのヒット曲「Disco Nights」もご一緒に!パーカッションがいい味出してます。





アマゾンで売ってるかなと思ったら、未入荷で受付してなかったです(2010年9月3日現在)。でも一応リンクしておきます。




意外な傑作?!北欧シンガー「Doris」のファンクへのチャレンジ [レアグル研 【1】-【10】]

YouTubeでレア・グルーヴを大研究!! 【9】Doris / Did You Give The World Some Love Today Baby



レア・グルーヴの音楽は、基本的にはジャズ、ソウル、ファンクなどブラックミュージックに類するものがほとんどです。そんなレア・グルーヴが北欧スウェーデンのアーティストから発掘されたと聞けば、ちょっと意外な気がしますよね。今回ご紹介するのは、Doris(ドリス)のDid You Give The World Some Love Today Baby(1970)です。



本作は、スウェーデンのシンガー、Doris Svensson(ドリス・スヴェンソン)がピアニスト、オルガンプレーヤーのベント・エゲルプラダのサポートで制作したアルバムロック、ポップス調の楽曲が並ぶ中、ファンク的ナンバーにも挑戦しているのですが、その内容が本当に素晴らしい!特にTr.11「Beatmaker」は、ド頭からアタックしてくるホーン、フレーズの継ぎ目で激しく打ち鳴らされるドラム、そしてドリスの魅力である中性的な歌声が見事なグルーヴを生み出しているキラー・ファンク。他にもブレイクビーツがイカすTr.5「Don't」、ディープな雰囲気のTr.7「You never come closer」など良曲多し。



最初のホーンがガツン!なマスターピース、Beatmaker!





ファンクじゃない曲もあるけど、それはそれでいい感じ。




夏休みのエンディングテーマ的なヴァイブスあり!Gary Bartzのクラシック・アルバム [レアグル研 【1】-【10】]

YouTubeでレア・グルーヴを大研究!! 【8】Gary Bartz / The Shadow Do !



学生なら夏休みももう終わり。ダラダラできるのもあと少し。寂しい、切ない思いがこみ上げてくるシーズンです。この時期になると学生の頃に刷り込まれてしまったのか、社会人になっても休日の午後6時くらいになると同じような気分になってしまいますが…。今回は、そんな夏休み終わりのエンディングテーマ的なレア・グルーヴ、Gary Bartz(ゲイリー・バーツ)の『The Shadow Do ! 』をご紹介。



ゲイリー・バーツは、マッコイ・タイナー、ファラオ・サンダース、マイルス・ディヴィスなど名だたるアーティストのバンドに参加したことでも知られる本格派サックスプレーヤー。この『The Shadow Do ! 』は、そんな彼が、レア・グルーヴファンなら知らない人はいない名プロデューサー、スカイ・ハイ・プロダクションズを招いて制作した意欲的な作品です。



ゲイリー・バーツが奏でるサックスの甘い音色と、浮遊感のあるアーバンなバックトラックが絶妙に調和したサウンドは、エクセレントの一言。ディスクガイドなどでは「Gentle Smiles」(Tr.4)が名曲として挙げられることが多いですが、夏休み感という点であれば「Mother Nature」(Tr.2)を推します。高揚感たっぷりのフレーズではじまり、夕立のような雷音のSEで締める、この流れはまさに「夏休み」ではないでしょうか。ぜひ一聴を。



ヒップホップ・ネタとしても有名な「Gentle Smiles」は、サックスとコーラスがグイグイ来る中盤の高揚感も聴きどころ!





ハイテンションからセンチメンタルへの音の流れが素晴らしい、夏休みの一大叙情詩のような「Mother Nature」





ジャケットでは、タイトルの『The Shadow Do ! 』は、ゲイリー本人に比べると、吹きだしで小さく表示されていて、なんかひかえめ。




熱帯夜でも騒げる激アツのラテン系グルーヴ、Pucho & Latin Soul Brothers [レアグル研 【1】-【10】]





YouTubeでレア・グルーヴを大研究!! 【7】Pucho & Latin Soul Brothers / Jungle Fire !



猛暑が続いております。37℃の最高気温ももう驚きません。漢字のテストで「暑い」を「熱い」と書いてもいいような気がするくらいです。さて、前回はちょっと涼しい夏の夜に似合うをテーマに『Montara(1975)』を紹介しましたが、今回は逆です。太陽が照りつけるピーカンだろうが熱帯夜だろうが、汗だくで踊り騒げるようなものをセレクトしてみました。



今回紹介するのは、Pucho & Latin Soul Brothersの『Jungle Fire !1969)』。Pucho & Latin Soul Brothersは、ラテン打楽器「ティンバレス」の奏者であるHenry "Pucho" Brown(ヘンリー・プーチョ・ブラウン)を中心に結成されたグループ。ラテンのリズムをベースとしながらジャズ、ファンク、ソウルがブレンドされた多彩な音は、プーチョ・サウンドと呼ばれるほど有名です。そしてこの同グループ7枚目のアルバムとなった『Jungle Fire !1969)』は、そんなプーチョ・サウンドのひとつの到達点といえる一枚。全体を通してドラム、ベース、ギター、ブラス、さまざまな楽器が放つ音のビッグウェーヴは超強烈!中でも「Got Myself A Good Man」は珠玉の仕上がり。ドラムブレイクからブラスのハイノートが響くラストの素晴らしさは必聴です。



ホーンも凄いが、ドラム&パーカッションのブレイクはもはや伝説の域!「Got Myself A Good Man」をチェックだ!





CDのリイシューは2作組のがあるみたいです。「Got Myself A Good Man」が入っている『Jungle Fire !』はライオンのジャケットのほう。




真夏の夕涼みに似合う、ラテンかつクールなBobby Hatcherson [レアグル研 【1】-【10】]

YouTubeでレア・グルーヴを大研究!! 【6】Bobby Hatcherson / Montara



連日30度オーバーの真夏日を観測中の日本。それでも夜になって少し風があれば、ちょっと涼しく感じるときもなくはない。今回紹介するレア・グルーヴは、庭やベランダでちょっと夕涼みするときのBGMにぴったりな雰囲気の一枚。ビブラフォン奏者、Bobby Hatcherson(ボビー・ハッチャーソン)の『Montara(1975)』。



多数のブルーノートでの作品がある中、ラテンをプレイしているのがこのアルバムです。ハッチャーソン自身も素晴らしいプレーヤーですが、このアルバムにはパーカッションにボビー・マトス、ピアノにエディ・カノが参加するなどバックを支えるミュージシャン陣も豪華!ハッチャーソンのビブラフォンがポロンコロンとラテン・グルーヴ全開で押し寄せる「Oya Como Va」、タイトルチューンでもある「Montara」は、ゆるりとしたリズムにあわせて響くメローなフレーズが風鈴のようにも聞こえ、真夏の夜を爽やかに演出してくれそう。スチャダラパーの「サマージャム’95」で大々的にサンプリングされたことでも有名ですね。



Bobby Hatcherson「Montara」。夏の夜を爽やかにしたくなったときに。







「Montara」をサンプリングしたスチャダラパー「サマージャム’95」。夏にダラダラするのは良くないという考えを一蹴したいときに。







サマーナイトに似合うラテンジャズの傑作







「サマージャム’95」「フロム喜怒哀楽」」とか収録






サウンドトラックにもレア・グルーブ名盤あり!たとえばアフリカ作戦とか。 [レアグル研 【1】-【10】]

YouTubeでレア・グルーヴを大研究!! 【5】Shaft in Africa



踊れるナンバーをサウンドトラック映画とかドラマに使われている楽曲から探す。話だけ聞けば、ちょっとズレたようにも思うかもしれません。でもだからこそ狙いどおりの曲があれば、それだけでレア・グルーブに成りうる潜在性を秘めているとも言えるのではないでしょうか。



今回紹介するのは、そんなレア・グルーブのサントラ枠においては誰もが認めるクラシック中のクラシック『Shaft in Africa』(1973)!!70年代に人気を博した、「黒いジャガー/アフリカ作戦」という邦題で知られているブラック・パワー・ムービーのサウンドトラックです。映画のほうは不勉強でまだ見ていないため、なんともコメントできませんが、曲はブラック・パワー炸裂のキラーチューン満載です。出だしから胸躍るリズムに、期待を裏切らない圧倒的な展開力。クラブで初めてかけたDJは「してやったり!」な気分だったに違いないはず。もう、あれこれ言うより聞いてもらったほうが早いです。二曲あったので挙げておきます。今すぐクリックを!



曲は本映画の音楽を監修したJohnny Pate(ジョニー・ペイト)によるもの。高揚感がハンパない!テーマ曲「Shaft in Africa」。







こちらも必聴!「You Can't Even Walk In The Park」。ブラスのアンサンブルが熱い!





完全にやられた!という人は家でも聴けるようにしよう。






ビパップの巨人、Dizzy Gillespieによるファンクサウンド [レアグル研 【1】-【10】]

YouTubeでレア・グルーヴを大研究!! 【4】Dizzy Gillespie



あれこれ考えているうちに、久々すぎる更新になってしまいました。今回紹介するのは、トランペッターのDizzy Gillespie(ディジー・ガレスピー)。1940年代から活躍し、サックスプレイヤーのChalrie Parker(チャーリー・パーカー)とともに激しいアドリブで魅せるビパップと呼ばれるジャンルを確立したジャズの巨匠です。



そんなガレスピーが60年代末に発表したアルバムが『Soul & Salvation』という、当時台頭してきたファンク・リズムを大々的に取り入れ、タイトルどおりソウル色の強いトラックが詰め込まれた密度の濃い作品になっています。驚速フレーズをバリバリ鳴らしたビパップ時代のガレスピーしか知らない方であれば、かなり印象は違うかもしれませんが、ファンキーな音色でバッチリ聴かせてくる点はやはり超一流。チェックしとくべき。





アルバム『Soul & Salvation』より白眉の「Stomped & Wasted」を。ソロでのバックトラックとのかけあいも聴きどころ!







参考として、ビパップ時代のガレスピーの作品から「Bepop」を。ソロもすごいが、しょっぱなのアンサンブルもすげー!





今回紹介したアルバム『Soul & Salvation』はこちら!






YouTubeでレア・グルーヴを大研究!! 【3】Nathan Davis [レアグル研 【1】-【10】]

レア・グルーヴとして評価されている楽曲をジャンル分けすると、多いのはジャズとファンク、それからソウル。これらの音楽に共通してよく使われている楽器といえばやはり、サックスやトランペットなどのブラスです。ベースラインにあわせたリフの反復でグルーヴを生み出したり、インパクトたっぷりのハイノートや高速フレーズをソロで奏でたりと、特にインストのナンバーでは花形のパートと言えるでしょう。



そんなブラス楽器の中でも、使われているのが比較的珍しいソプラノサックスをメインにプレイしたサックスプレイヤーが、カンザス出身のNathan Davis(ネイサン・ディヴィス)です。60年代にヨーロッパで音楽活動を行った後、70年代に母国のアメリカへ活動拠点を移してからは、ファンキーな作品を多数残しています。中でもアルバム『IF』(1976)は、レア・グルーヴのムーブメントがはじまった頃からクラシックとして知られている人気の1枚。



編成はサックス、ピアノ、ベース、ドラムのワンホーン・カルテットにパーカッション。シンプルながらもクール、それでいてファンキー。特に5曲目、アナログではB面1曲目のTragic Magic(Dedicated To Julian Cannonball Adderley)はジャズファンク直球!さらに、続く6曲目の「A Thought For Cannon 」ではメロウなジャズバラードしっとり聴かせてくれます。とにかくバランスが素晴らしい作品です。



これぞジャズファンク!パーカッションのリズムも秀逸な「Tragic Magic(Dedicated To Julian Cannonball Adderley) 」。





傑作『IF』はCDの再発盤でも聴けます!






YouTubeでレア・グルーヴを大研究!! 【2】Incredible Bongo Band [レアグル研 【1】-【10】]

先週スタートしたレア・グルーヴ研究。前回はレア・グルーヴがそもそもどんな音楽なのかという、おおざっぱな定義とともに名盤のひとつであるJackson Sistersの1stを紹介したわけですが、まだ私自身よくわかっていません。



ただ、ディスクガイドなどに目を通して、レア・グルーヴの楽曲によく見られるポイントがあったのでさらっとまとめておきたいと思います。



◆レア・グルーブの全体的な傾向



〈1〉70年代にリリースされた楽曲が中心



〈2〉リズム、ビートが強く、ダンサブル



〈3〉ヒップホップのトラックサンプリング元になったものが多い



この他にも、知っているとちょっと“通”な気分に浸れるみたいなこともあるようです。〈1〉と〈2〉については、80年代にロンドンのクラブDJ達を中心に広がっていったムーブメントだということなので、そのものずばりといったところでしょうか。〈3〉に関していえば、ヒップホップが、楽器の演奏はできないけれど音楽で表現をしたい欲求から生まれた音楽ジャンルであるため、必然的にサンプリングの手法を取り入れていったこと、そしてそのトラックメイカー達がクラブでよく聴いていた音楽から多大な影響を受けていたということを考えれば、こちらも本当に自然な流れなのだと思います。



では、さまざまなカタチでサンプリングされているレア・グルーブ楽曲の中でも、最も有名、ヒップホップ・アンセムとして名高い、Incredible Bongo Band(インクレディブル・ボンゴ・バンド)のアルバム『Bongo Rock』(1973)から「Apache」を今回はご紹介!ドコドコ響くイントロのリズムとホーンのメロディはきっと耳に覚えがあるはず。サンプリングされるレア・グルーヴは数あれど、これほどにヒップホップの本質すべてを脳と体に叩き込んでくれるナンバーはありません!間違いない!!



Incredible Bongo Band 「Apache」







「Apache」をサンプリングした曲その1 Sugarhill Gang(シュガーヒル・ギャング)の「Apache (Jump On It)」



トラックにほぼそのまま採用、かなりアッパーなパーティチューン!





「Apache」をサンプリングした曲その2 ライムスターの「B-BOYイズム」



3:35からのエンディング部分に使っています。盛り上げ具合がハンパじゃない!












新企画整いました!YouTubeでレア・グルーヴを大研究!! 【1】Jackson Sisters [レアグル研 【1】-【10】]

半ば不定期更新の日記化してしまい、コンセプトだとかテーマだとか皆無になってしまった本ブログですが、ついに目指すものが見つかりました!



それは、レア・グルーヴと呼ばれる音楽の研究と紹介です。YouTubeで聴けるんだもん、ホントいい時代になりましたよ。で、レア・グルーヴといいますのは、リットーミュージック刊『レア・グルーヴ ディスクガイド〈RARE GROOVE A to Z〉』の引用ですがひと言で言えば「ファンキーでかっこいい、だが、いわゆる“売れ線”とは少し違うクセのある感じ。」の音楽です。



これから先、できる限り多くのレアグルーヴを紹介していきたいと思いますが、その内容がジャズだったりファンクだったりラテンだったりします。というのも、レア・グルーヴはロックやポップスのような音楽の一ジャンルではないのです。80年代前半ごろ、フロアを沸かせるために躍起になっていたロンドンのクラブDJ達が、過去にリリースされたけれど当時はあまり知られていなかった、でもノリが良くて踊れる楽曲を発掘し、再評価、再構築してプレイした楽曲を指す言葉だったんです。



前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、ここでレア・グルーヴの名盤から一曲。ジャケットからしてダンサブルな雰囲気バリバリ、Jackson Sistersの1stアルバムから「I Believe In Miracles」(1976)をチェックアイドル的なマイクリレーも聴きどころ。





オリジナルのレコードは激レア&超高額!でもCDのリイシューがあります。







本記事の参考資料です!






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