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ワイルド・スピード ICE BREAK( Fast & Furious 8)全力ネタバレ記 [映画・テレビ]

ワイルドスピード ICE BREAK( Fast & Furious 8)、見てきました。
吹き替え版のMX4Dと字幕版で迷いましたが、どんなものか興味があったので吹き替えMX4Dを選びました。MX4Dというのはディズニーランドに以前あったマイケルジャクソンの映像アトラクションみたいなもので、カメラワークに合わせて座席が揺れたり、風やら水やらが飛んできたりとより臨場感ある演出をしてくれます。このワイルドスピード8では空撮のシーンでは本当にヘリに乗っているような感覚を味わえたり、エンジン音の振動、爆破シーンの爆風だとか、あと格闘シーンの打撃に合わせた動きがあってけっこう楽しめました。ただ、チケット代は一般の上映料にプラス1000円なのでコストパフォーマンスを気にする人にはあんまりおススメしません。ただ家では体験できない演出効果であるのは間違いないです。

では、ワイルドスピード8のストーリーを追いかけながら感想。
今作でどうなるんだろうと思っていたのは、
・ブライアンをどう扱っていくのか
・前作の敵、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)の役回り
この2点です。これらを気にしながら見ていました。

先はネタバレを壮大に含むので、ご注意ください。
映画は全然ダメじゃないです。すごく楽しめたんです。クオリティとかスケールとかエンタテイメント的な楽しさはバッチリだったんです。楽しめたんですが、過去作ずっと見てきたシリーズファンとしては期待感が大きくなりすぎてるところがあって、私の場合は今回の監督がヒップホップグループのN.W.Aを扱った「ストレイト・アウタ・コンプトン」を撮ったF・ゲイリー・グレイだってこととかも重なって、とにかく期待しかない!って気分で見に行ったわけです。ただ、期待感の裏返しか、個人的にどうにもモヤっとするシーンがあって、そこだけが僕のワイスピ世界観とズレを感じてしまったことを、これを書いている今も引っかかっております。

まず、冷静に全体的な感想という話で言えば、過去作へのリスペクト、特に前作でファミリーとは別の道を歩むことになったブライアンへのリスペクトはしっかりと残っていたのは、ファンとして当然であってほしいことがちゃんとストーリーやセリフ、シーンに生きていて嬉しかったです。その「ブライアンのこと、みんな忘れてないよね?」というファンの心配事を冒頭のわりと早い段階でドミニク(ヴィン・ディーゼル)がちゃんとブライアンの名前を出して、彼のスピリッツをそばに置いていることを知らせてくれるのでホッとできました。が、引っかかることもあってそれは最後に書きます。

※記憶をもとに書いているのでストーリーの順序が前後したり、名称の聞き違いなどがあるかもしれません。あれば指摘をお願いします。

【1】恒例のストリートレースの舞台はキューバ
そんな冒頭のシーンは、シリーズ恒例のストリートレース。コースはドミニクとレティがバカンスを過ごすキューバから。キューバらしい、超年代物、50年代のアメリカ車が走りまわる街並みを、爆走カーチェイスします。このシーンでドミニクはいとこの車(めっちゃボロくて遅い、いとこ曰く「俺の車は町で一番遅い、レースで勝てるわけない」と断言、見た目はカーズのミーターのクレーンがついてないやつみたいな)をボンネットとか全部外して軽量化して、さらにブライアン仕込みの即席チューンで炎上しながらも勝利。晴れときどきストリートレーサーな、レティとの平穏な日々です。

それから一転、今回の悪役との出会いが、予告やらCMやらで出てきた「ファミリーの裏切り」に発展していくのです。悪役のサイファーを演じるのはアカデミー女優のシャーリーズ・セロン。もうコイツ、すげーヤなヤツ。これまでのシリーズの悪役はどっちかって言えばわかりやすい悪役、フツーに悪いなーって感じの。悪役あるある、ほぼそのままってやつばかりだったんだけど、今回は方向性が違った。ITスキルの天才で論理的なサイコパスなので、裏工作とかとにかく精神的な面から外堀を埋めて攻めてくるんです。いい意味でワイスピらしくない悪役でした。

で、サイファーはどんなことを企む悪役かというと、世界を恐怖で自分の思い通りにしたい、という精神年齢的には意外と低めな、ここに関していえばワイスピらしい動機で、世界中を混乱に落とせる大量破壊兵器「電磁パルス砲(EMP)」(撃ったまわりの電子機器が一切動かなくなるので自動車含めあらゆるものが制御不能になって大変なことになる兵器)、と「核ミサイルを積んだ原子力潜水艦」を欲しがっていてドミニクに手を貸すよう迫るわけです。

≪このシーンの見どころ≫
・キューバの景色、超ボロい車でレース

【2】「電磁パルス砲」奪還作戦と裏切りのドミニク
先に手を付けるのは「電磁パルス砲」のほう。「電磁パルス砲」はタイミングよくベルリンの反体制派の武器商人に奪われたので、それを奪還するよう警察はホブス(ドゥエイン・ジョンソン)に依頼するわけです。ここでのエージェントとホブスのやり取りは爆笑です。がんばれ!レッドドラゴンズ!です(見ればわかります)。
奪還に失敗すれば刑務所行きというブラックな条件を突き付けられたので(ここちょっと理由がよくわからなくてなんかかわいそうだった)、しょうがなくホブスは依頼を受け、ドミニクらを集めて奪還作戦を開始しますが、すでにドミニクはサイファーに力を貸さざるを得ない状況になっていましたとさ。

ともかく、ファミリーが再び集結します。天才ハッカーのラムジー(ナタリー・エマニュエル)もちゃんといます。ホットです。メカニックとITシステム担当のテズ(リュダクルス)もちゃんといます。ローマン(タイリース・ギブソン)は相変わらずのキャラクターで和みます。いざ作戦決行です。

反体制派はそれなりに武装していましたが、サクッと「電磁パルス砲」を奪還。カーチェイスをしながら解体用の鉄球クレーンをテズが遠隔操作して蹴散らして逃げ切ります。ここでドミニクの裏切りが発生、ホブスの車をクラッシュさせ、「電磁パルス砲」を盗んで逃亡してしまいます。
この理由がなかなか明かされないので、裏切ることがわかっていて、実際裏切るシーンが出たあとでも、ファミリー同様「なんでー?何かの間違いだろ?」と思ってしまうわけで、ここの展開はすごく良かったです。

≪このシーンの見どころ≫
追っ手を鉄球クレーンで蹴散らすところ

【3】ホブス in 刑務所、デッカード再会、そして新キャラ登場
警察の無茶な条件どおり、奪還に失敗したホブスは刑務所に入れられます。しかも重罪犯罪者向けのところに。重犯だらけなので前作のデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)も同じ刑務所で、独房はホブスの向かいです。ここでの悪口の言い合いはフリースタイルバトル並みの熱さがあって楽しいです。
ホブスが刑務所に入れられるときに前作登場のミスターノーバディ(カート・ラッセル)、彼はファミリーに無茶な依頼をもってくるエージェント的役回りの人、それから今作の新キャラ、リトル・ノーバディ(スコット・イーストウッド)が登場します。新キャラを演じるスコット・イーストウッドはクリント・イーストウッドの息子さんです。今作では経験の浅い「意識高い系」エージェントという立場で、劇中では生真面目さが笑いを誘っていい感じでした。ちなみにカーアクションシーンではブライアンに代わって日本車を担当します。

≪このシーンの見どころ≫
ホブスとデッカードのMCバトル的悪口大会

【4】脱獄祭り
ホブスとデッカードが刑務所に、しかも部屋が隣なら当たり前のようにトラブルが発生、脱獄祭りが始まります。刑務官たちも応戦しますがホブスにはゴム弾があんまり効きません。デッカードはかっこいいマーシャルアーツで刑務官を蹴散らします。二人が刑務所を抜けると、「思ったより時間がかかったな」とミスターノーバディ。二人はミスターノーバディの準備した作戦室に連れて行かれます。そこで、ドミニクを除いたファミリーと新キャラのリトル・ノーバディと合流。「電磁パルス砲」を探し出してサイファーを捕えるために、ミスターノーバディはデッカードとの協力を提案。ファミリーのハンを殺したデッカードなので当然揉めますが、ミッション遂行と合わせてドミニクを探すこととファミリーの余罪は成功すればおとがめなしなどの条件で渋々承諾。ラムジーの「ゴッドアイ」(あらゆるネットワークに接続できるすごいハッキングマシン)でドミニクを探します。

≪このシーンの見どころ≫
ラムジーが冷静にドミニクが裏切ったと予想、それを聴いたレティが怒る
ゴム弾の効かないホブス、ほぼ江田島平八(魁!男塾)くらい無敵

【5】カチコミだぁ!
ゴッドアイでドミニクの場所が見つかります。が、不思議なことにモニターが示すドミニクの位置は同じ作戦室の中。気づいたときには脳震盪を起こすグレネード弾が炸裂し、全員意識朦朧。そこに現れたのはサイファーとドミニク。大胆なカチコミです。サイファーはゴッドアイのシステムデータを盗んでに逃亡。レティはドミニクに朦朧としながらも声をかけますが、サイファーがドミニクにキスをするのを見てショックを受けます。ドミニク、本当に裏切ってしまったの?

≪このシーンの見どころ≫
ローマンの世界お尋ね者ランキングは第11位と微妙
サイファーからドミニクへのキス


【6】ドミニクの事情、エレンとの間に子どもが!
サイファーのアジトは高性能なプライベートジェット機。これで衛星のカメラだのレーダーだのをすり抜けながら移動しているということらしい。ここへ来てようやく、ようやくドミニクの裏切りの理由がわかります。それはレティが行方不明だった間、ドミニクを支えていたエレナと生まれた子どもを人質にとられていたから。それはまぁ・・・仕方ないよなという事情でした。

≪このシーンの見どころ≫
エレナと赤ちゃん登場
ローズというサイファー側の武闘派のヤツがかなり悪そう


【7】戦場はニューヨークへ
「電磁パルス砲」を手にしたサイファーは次の目的に向かいます。核ミサイルのボタンを求め、ニューヨーク訪問中のロシア国防長官を狙うようドミニクに命令します。
ターゲットのロシア国務長官は防弾リムジン、護衛もしっかりつけてちゃんと武装しています。簡単には奪えそうにないのは言うまでもありません。ここからサイファーの激ヤバ作戦がスタートします。サイファーのシステムは前作のサーチシステムのゴッドアイを悪質に改良したようなもので、防犯カメラのクラッキングは当然のことながら、電子機器を積んだものならなんでも遠隔操作できるというチート機能満載!その機能を駆使してニューヨークの自動車は走行中、路上駐車中、自動車ディーラーの展示車までも自由に動かし、街を混乱に陥れ、現場で追跡するドミニクとともにターゲットを追い詰めます。
ここで、たくさんの自動車が暴走する、あのCMシーンが見られます。

≪このシーンの見どころ≫
ドミニクの路上修理シーン(後あとけっこう需要)
ビルから降りそそぐ自動車の雨(キューバだったら車が古すぎてできないんだろうなとか思う)
リムジンを電動丸ノコでこじ開けるときのドミニクの装備がマッドマックス感満載

【8】ドミニクを追いかけろ
一方、不意のカチコミをくらいながら、幸い大ケガもなかったホブスらは、ゴッドアイのような有能なシステムはありませんでしたが、サイファーたちが大騒ぎしてくれたのでドミニクのいる現場に向かうことができました。

【警告!】冷静に書くとかなりアホっぽいストーリーですが、これがいいんです。さっきのカチコミのシーンでドミニクとサイファーがファミリー殺しちゃえば終わりじゃんとか絶対に言わないこと。

で、ロシアから核ボタンを奪ったドミニクが逃走する中、ホブスらも追いつきますがかつてのファミリー最強の男です。キリキリ舞させられます。カスタムされた青いBRZに乗ったリトル・ノーバディはドミニクが工事現場の足場を壊して足止めする、ゲームで言えばニードフォースピード(NFS)とかで当たり前のように使うテクニックで早々とリタイヤさせられます。
ユーロミッションで登場したワイヤーフックでドミニクの車をホブス、デッカード、テズ、レティ、ローマンの5台がかりでつなぎとめることに成功しますが、サイファーのシステム同様、ドミニクの車も超チート仕様。三国志でいうところの呂布です。5台は振り回されデッカードとレティ以外はリタイヤ。ドミニクは車を捨てて逃走します。

≪このシーンの見どころ≫
リトル・ノーバディ「ここ基地の車を使ってもいい」ローマン「じゃああれ」
リトル・ノーバディ「ダメ、派手すぎるし100万ドルもする」ローマン「いいじゃねえかよ!」みたいなやりとり
「ドムの車は2000馬力あるぞ!」「ちがう3000馬力だ!」「いや、5000だな」

【9】まさかアイツがやられるなんて!?
逃走するドミニクをデッカードが追います。いつもならここで肉弾戦となるはずが、ドミニクはあっさりとデッカードを射殺!マジかよ!?とすべてのオーディエンスが思ったはず。ファミリーを殺したキャラクターだから?
その後、ドミニクの隙をついて、レティが核ボタンの入ったアタッシュケースを奪い取ります。ドミニクにレティを撃つよう命令がありましたが、ドミニクはそこまで腐っていません。レティはケース奪還に成功したかと思われましたが、ローズに行く手を阻まれ、結局失敗します。

≪このシーンの見どころ≫
デッカード、撃たれる

【10】サイファーのアジトでの悲劇
サイファーのアジトに戻ったドミニク。命令を無視したドミニクにサイファーは激怒。次にこんなことがあれば子どもの命はないと、見せしめにエレナをローズに銃殺させます。子どものそばで。ドミニクは防弾ガラス越しに怒りを爆発させることしかできません。
このシーン、最悪です。こんなのワイスピじゃないって思った。この件については後でまたグチります。ここではデッカードからエレナ殺害の流れが短いので、このシーンから先、常にどこかもやもやしました。

≪このシーンの見どころ≫
サイコ感満載のサイファー

【11】舞台はロシアの氷原へ
「電磁パルス砲」と「ロシアの核ボタン」をサイファーとドミニクに奪われ、協力メンバーからデッカードを失ってしまったホブス達でしたが、ドミニクを取り戻すというファミリーの心が折れたわけではありません。次のサイファーの狙いはロシア軍施設にある核兵器搭載の原子力潜水艦です。これを取られたら気に入らないヤツは核でドーン!みたいなことが起きてしまいます。ホブス達はロシアへ。リトル・ノーバディもようやくファミリーのルール「ルールがないのがルール」を理解してくれました。みんな乗りたい車で出発です。

ロシアで見張っていると、「電磁パルス砲」を車載したマッスルカーでドミニクが登場。「電磁パルス砲」を放ち軍のあらゆる設備を無力化し堂々と侵入。ドミニクは応戦するロシア軍をかいくぐりながら原子力潜水艦に再び「電磁パルス砲」を撃ち、サイファーは原子力潜水艦を遠隔操作で乗っ取り、核ミサイルの発射タイマーを起動させます。しかし、ドミニクの起こした混乱に乗じて原子力潜水艦に潜入していたローマンとリトル・ノーバディが、核ミサイルの起爆チップをなんとか抜き取り発射を阻止します。

核ミサイルの発射を阻止され、悔しがるサイファー。今度は核ミサイルを持ち出すため原子力潜水艦を外洋へ動かします。ファミリーは外洋へのゲートへ先回りし、ゲートの閉鎖をするため氷上を爆走します。ファミリーの後ろからは、氷を砕きながら迫る潜水艦、そして同じくサイファーの遠隔操作するロシア軍車両の砲撃が襲いかかります。大ピンチです。


≪このシーンの見どころ≫
ローマンは念願のランボルギーニ、テズは最新の戦車
サイファーとラムジーの遠隔操作バトル

【12】赤ちゃん奪還ミッション
一方そのころ、体にバーニアのようなものを付けて空を飛ぶ二人組が現れ、サイファーのジェット機に潜入します。その二人組はなんと、死んだはずのデッカード、それともう一人はこれも前作でこん睡状態になっていたはずのオーウェン!
デッカードとオーウェンは兄弟で、オーウェンは6作目のスカイミッションで敵役として登場。デッカードは前作、7作目でオーウェンの仇討目的でドミニクらと戦いました。
このあたりで、【7】のニューヨークのシーンでドミニクがサイファーの目を盗んで企てた計画が明かされます。デッカードとオーウェンの母、マグダーレン(ヘレン・ミレン)に協力を持ちかけていました。この計画には過去の仲間、テゴ(テゴ・カルデロン)とリコ(ドン・オマール)も手伝ってくれたぜ!

デッカードとオーウェンのミッションはドミニクの息子の奪還。幸い戦闘力の高いローズはロシアでドミニクの見張り役になっていたので、ここはサクッとデッカードがドミニクの赤ちゃんを見つけます。ここからがデッカード、否、「ステイサム無双」です!赤ちゃんの入ったクーハンを持ち、敵の抵抗をかいくぐっていきます。三国志で言えば長坂の戦いで劉禅を抱いて戦う趙雲!!発砲音がうるさいといけないからと耳にヘッドフォンをかけてあげたり、戦闘の合間合間で笑顔をかけてあげたりと優しさも炸裂します。

≪このシーンの見どころ≫
テゴとリコ
趙雲ステイサム
マグダーレンの大物感


【13】追いつめたぞ!
シーンの時間軸が文章だと整理しにくいですが、ロシアのシーン以降、2つのステージでストーリーが展開しています。ひとつはロシアで潜水艦の移動を阻止するホブス達、もうひとつはサイファーのジェット機に潜入したデッカードとオーウェンの兄弟です。サイファーは当然、デッカードの侵入に気づいていますが、サイファー自身は潜水艦の操作、ホブス達の攻撃で手が離せないので、デッカードの対応は部下にまかせています。
先述のとおり、ホブス達はかなり苦戦を強いられています。ドミニクが現れピンチと思いきや、ドミニクはサイファーに抵抗。ファミリーのリーダーが帰ってきました。怒りのデスロードならぬ怒りのサイファーはとどめを刺すために潜水艦の熱誘導ミサイルを発射します。ドミニクは熱源の高い自分の車へミサイルを誘い、仲間を逃がします。ドミニクはミサイルを避けるため氷原を猛スピードで逃げ、急旋回してミサイルを潜水艦に当てることに成功します。CMでは潜水艦の横を車が飛んで抜けていくシーンです。

潜水艦を壊され、デッカードに追い詰められたサイファー。サイファーは抵抗の末、「パラシュートはひとつだけ」という捨て台詞を吐いてジェット機から逃亡します。でも墜落の心配はありません。オーウェンが操縦席を制圧し、サイファーの部下だったパイロットに着陸を命令していました。

≪このシーンの見どころ≫
このへんでドミニクがローズを倒す(うろ覚え)
ドミニクの合流シーン(白のガンダルフの合流シーンのよう)がカッコいい
潜水艦が大爆発した後の「チップがないから核ミサイルは爆発しない」という不思議な安堵感

【14】お祈り、そして子どもの名前は・・・?
サイファーには逃げられたものの、その目的を阻止できたファミリー。今回のプロジェクトに参加したメンバーがアパートの屋上に集まります。ミスターノーバディがねぎらい、リトルノーバディもメンバーに加わります。デッカードはドミニクの子を連れてやってきました。子どもを抱きながら、今は亡きエレナへの思いをひとり語ったあと、レティと子どもの3人で生きていくことをレティに告げます。
そしてお祈りのシーンへ。デッカードもテーブルについています。「ドム、早く教えろよ、新しい仲間をよお」「ああ、こいつの名前は、ブライアンだ」「よろしくなブライアン!」

≪このシーンの違和感 a.k.a Guchi≫
ファミリーの定義がブレはじめた?
エレナの扱いが本当に雑。死に方も、サイファーのサイコっぷりを強調したかったのかもしれないけれど。せめて脱出しようとする中、子どもをかばって死ぬとか。6作目のジゼルみたいにファミリーを助けるために死を選ぶ展開が欲しかったです。先を考えるとドミニク、レティ、エレナ、赤ちゃんブライアンで話ややこしくなるからというのはわからなくもない。でも前作のブライアンのが本当に感動モノだったこと、ジゼルもちゃんとお祈りに「失った仲間」というフレーズがあり、ファミリーの表情もそれほど明るくないところとか配慮があったのに・・・。エレナの葬儀シーンあってもよかったんじゃないかなと思う。で、デッカードはどうなんだろ?まだお祈り参加は早くないか?仮にドミニクがいいよって言っても自分から「まだ俺はファミリーじゃない」とかさ。オーウェン無事だったからOKなのか?だったらそれこそハンが浮かばれないというね。
あれ?そう考えるとやっぱりマズいの3作目のTokyo Driftじゃねーか!予定ではあと2作は制作予定があるみたいだから、もうサイボーグでもなんでもいいからハン復活、ジゼル復活、エレナ復活で、大団円エンディングってわけにはいかないですか?

最初に述べたとおり、ワイルドスピード8 アイスブレイクはまぎれもなく最高のエンタテイメント映画です。最高にハンパないカーアクションが楽しめます。登場キャラクターのやり取りもハリウッド感が溢れてて大好きです。ただシリーズを見つめてきたから、好きすぎるからイヤなところも今回ちょっといつもより見えてしまったのだろうなと思います。

ワイルドスピード スカイミッション あらすじ&全力ネタバレ [映画・テレビ]

ワイルドスピード スカイミッションのストーリーをより楽しむために、このシリーズの時系列について前回の記事で整理をしました。そして今回、ようやくもう公開からほぼ1か月経ちましたし、ネタバレ含むスカイミッションのあらすじをお伝えしたいと思います。といっても、ストーリーはシンプルなのでプロットごとの見どころをチェックしながら追いかける感じで書きたいと思います。プロットの順番は少し記憶があいまいなので前後しているかもしれませんが、あんまり問題ないと思います。

ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルでは大絶賛の評価でした。


ワイルドスピード スカイミッション あらすじ

◆1 オープニング
ドライブの空撮、引きの撮影で、自動車の軌道に合わせてタイトルが浮かび上がるオープニング。運転席にはドミニク、助手席には記憶を失くしたドミニクの恋人レティ、ユーロミッション後平穏な日々を過ごすこのドライブで2人が訪れた先は、シリーズ1作目で登場したストリートレーサーのビッグイベント「レースウォー」。ドミニクはレティが記憶を取り戻すきっかけになるのではと考えて連れてきたのだ。2人を歓迎するかつての友人たちに囲まれるが、レティは記憶が戻るどころか断片的な記憶のフラッシュバックに取り乱し、レースウォーを後にする。

【見どころ】
5作目のホブス登場以降、肉体アクション映画率が高くなっていましたが、このオープニングでやっぱりワイルドスピードは車映画だってことを忘れてなくてシリーズファンとして安心します。そしてレースウォーが近所の祭り的な感じからグレードアップ!レッドブルもスポンサーについてXゲームのようなメジャーイベントに進化しています。

◆2 ホブス、まさかのかませ犬!?
所変わってホブスの働くオフィス。ハンコを押す仕事で残業中のホブスがちょっと席を外して戻ってくると、自分のパソコンを触る人影に気づき警告。この不審者は前作の敵ボスだったオーウェン・ショウの兄、デッカード・ショウ。弟オーウェンの敵をとるため、ドミニクらの情報を盗みに潜入していたのだった。ホブスとデッカードの激しい肉弾戦が勃発。デッカードは一瞬の隙をついて脱出し、オフィスを爆破する。ホブスは重傷を負って入院を余儀なくされる。

【見どころ】
ステイサムとロック様のバトル!ステイサムはまんま俺たちのステイサムでした。相手がだれであろうと自分の任務に必要なことを粛々と進める感じとか。対するロック様もやっぱりロック様でした。彼のフェイバリットのロックボトムが見事に炸裂するシーンは必見です。このバトルでは逃げられて負けちゃうんだけどね。ここで私含め観客全員が「あのロック様がまさかのかませ犬だと?!」と思ったにちがいない。

◆3 つかの間の平穏な日々、突然の仲間(家族)の訃報
舞台はドミニクの妹のミアとブライアンが暮らす家へ。子どもをチャイルドシートに乗せてミニバンを運転するファミリーパパなブライアンを見て、ドミニクが茶化すなど穏やかな日々が流れる。また、ミアは二人目の子を身ごもっているが、まだブライアンには打ち明けられていない。そんな中、彼らの家にハンからの荷物を装った爆弾が届き爆発、日常を文字通り爆破する悲劇が襲う。
ほどなくしてハンの訃報がドミニクのもとへ。ハンの死の真相の手がかりを得るため東京へ。ハンの弟子ショーンから遺品(ジゼルの写真とチョーカー)を受取って帰る。
ハンの葬儀がしめやかに行われる中、参列したドミニクらファミリーをデッカードが急襲。ドミニクが追うが逃がしてしまう。

【見どころ】
ミニバンに乗るブライアン。それをみてちょっと半笑いで話しかけるドミニク。
シリーズ負の遺産だったトーキョードリフトのストーリーとハンの死をきっちり回収。ショーンはファミリーに参加するかどうかちょっと期待しましたが、参加しません。まぁ高校生だからね。学校あるもんね。トーキョードリフト出演の北川景子のカメオ出演はありませんでした。

◆ 敵の正体はデッカード・ショウ!そして謎の協力者Mr.Nobody。
入院中のホブスに呼び出されたドミニクは、一連の事件の犯人について知らされる。犯人はデッカード・ショウ。元イギリス特殊部隊に所属する最強の殺し屋だった。ホブス曰く、「誰にも手が付けられない相手だから、手を出すな」。
ドミニク達が迷走する中、ミスターノーバディと名乗る極秘組織の老人がデッカードを探すのにうってつけの、最強の検索システム「神の目」を提供すると持ちかける。が、当然タダではない。この「神の目」を作成した天才ハッカー(ラムジー)がジャカンティをリーダーとするテロ組織に拉致されていて、このままではシステムはテロに利用されてしまうため、なんとしてもエンジニアを奪還してほしいという作戦の成功報酬としてである。

【見どころ】
ハンの葬儀でのローマンのセリフ「もう葬式はやりたくねぇよ」がとても印象的です。
コロナもいいけど、ベルギービールもね!byミスターノーバディ。

◆ ファミリー集結!ラムジー奪還作戦会議
ミスターノーバディの設備にドミニクらファミリーが集結し、作戦会議が始まる。テロ組織はアゼルバイジャンの山間部を武装した車両で移動することがわかっているが、地形のせいもありなかなか作戦は決まらない。ひともんちゃくあってローマンが多分適当に指差したポイントから攻めることに決定。(作戦遂行時、ローマンはひどく後悔するが)

◆ スカイミッション敢行!ラムジー奪還作戦。
ローマンの指したポイントは道の前からも後ろからも攻めたところで簡単に見つかってしまう。が、そんな場所だからこそ敵は油断しているはず。アプローチできる方法はただひとつ、空からの強襲。輸送機に積み込んだ車両にパラシュートと装着して降下させるという前代未聞の作戦。ファミリーが降下していく中、ローマン一人だけがダダをこねて遅れて降下。ラムジー奪還作戦はローマン抜きでスタートする。作戦の最中、またもデッカードに狙われるファミリー。一度に二つの敵を相手にするハードな展開になるも、なんとかラムジーの救出に成功する。

【見どころ】
・パラシュート降下時のローマンの駄々っ子ぶり
・トニー・ジャー演じるキエットとブライアンのバトルからバス脱出シーン

◆アブダビでパーティー!
無事に天才ハッカーのラムジーを救出したドミニク達。肝心の「神の目」のデータはどこにあるかと言えば、危機を察知したラムジーがアブダビにいる友人の所へ自動車のパーツに隠して送ったのだという。「神の目」を追ってメンバーはいざアブダビへ向かい、その友人にパーツのありかを聞き出すと、「王子に売っちゃった!」というトンでも展開!!
取り返すために高層ビルの最上階で開かれる王子主催のパーティに潜入し、こっそり盗み出す計画を実行する。が、結果としてこっそりどころではない、世界一派手な強奪方法で「神の目」をゲット。
これでデッカードを見つけ出せるぜ!

【見どころ】
・マクラーレンP1とかブガッティ・ヴェイロンとかスーパーカーがたくさん登場
・レティのドレス姿
・ローマンのパーティでの目立ち方
・ライカンのビル間ダイブ

◆追い詰めたと思ったのに!
ミスターノーバディの約束どおり「神の目」を使い、デッカードの居場所を速攻、本当に速攻で突き止め、デッカードの隠れ場所に攻め込んだドミニク達だったが、デッカードはジャカンティのテロ組織と手を組んでいたため激しい抵抗に合い、撤退を余儀なくされる。ミスターノーバディも負傷した。さらに悪いことに「神の目」もデッカードとジャカンティの手に渡ってしまった・・・。

【見どころ】
・「神の目」の万能ぶり
・ミスターノーバディーがグラサンかけて戦う姿から負傷するまでの短さ(この人超強い!→撃たれた!のテンポの良さは最高!)

◆ロサンゼルス決戦!ホブスも超回復で復帰!
「神の目」を奪われ、ドミニク陣営の情報は今や丸見え、丸腰も同然の状態。でもファミリーを守るには戦って勝たなくてはならない。ドミニク達はホームタウンのロスならストリートが味方になってくれるというわずかな可能性にかけ、戦いの舞台をロサンゼルスへ移す。
デッカードはドミニクを追い、ジャカンティはラムジーを狙う、デッカードらにすれば前半のリベンジとも言える展開。デッカードとドミニクがタイマン真向勝負の一方、ジャカンティらは軍用ヘリと最新型の無人航空機ドローンでミサイルをぶっ放すなど圧倒的な火力でブライアン達を苦しめる。

【見どころ】
・車から車へラムジーをバトンのようにパス
・ホブスが腕のギブスを筋肉でぶっ壊して回復
・ドミニクとデッカードのバトル
・トニー・ジャー演じるキエットの身のこなし、ブライアンとのバトル
・ミニガンを抱えて乱射するホブス
・レティの記憶が戻る

◆再び平穏の日々へ
ブライアン達はラムジーのハッキングによって「神の目」の機能を停止、ジャカンティの乗ったヘリの撃墜に成功。ドミニクも激闘の末、デッカードを倒しホブスに引き渡す。デッカードは刑務所の独居房へ送られる。平穏な日々を取り戻したドミニクらファミリー。ミッション成功の知らせを聞いて、ブライアンの妻でドミニクの妹であるミアは、二人目の子どもを身ごもっていることをようやくブライアンに打ち明ける。ラストシーン恒例のドミニクとブライアンの併走シーンでは、最後、別々の道を選んで走るそれぞれの姿があった。

【見どころ】
・涙でうるんで見えなくなるくらい感動のラストシーンとそこで流れるWiz Khalifa (ウィズ・カリファ)の「See You Again ft. Charlie Puth」


◆まとめ
・どのシーンも「For Paul」という言葉につながっていたこと。うまく書けませんがそれがこの映画のすべてで、一番大事なテーマだったんだと思います。

Wiz Khalifa (ウィズ・カリファ)「See You Again ft. Charlie Puth」
日本語歌詞つきがありましたのでどうぞ。



サウンドトラックCDと「See You Again ft. Charlie Puth」のMP3版はこちら!


ポスターもありましたよ。





ワイルドスピード スカイミッションに至る時系列を整理! [映画・テレビ]

前回の記事で、感想を書いたワイルドスピード スカイミッション(Fast & Furious 7)について。
今読み返すと、あんまり伝わらない内容だと思うこと、上映の封切りから1ヶ月近い期間がたったことから、今回はこの映画をきちんと伝えることを形にしていきます。

このワイルドスピード スカイミッションはシリーズ7作目にあたる作品で、時系列としても一番最新となっています。スカイミッションを含めシリーズを理解するためには、この時系列事情を前もって知っておくとより楽しめます。

★ワイルドスピードシリーズの時系列と主なできごと(カッコ内は公開年)

◆ワイルド・スピード (2001年)
主人公のブライアン(ロス市警の刑事)が潜入捜査の目的で、ドミニクらストリートレーサーチームに入る。ブライアンとドミニクはストリートレース等で行動を共にする中、友情が生まれ、ブライアンは操作対象だったドミニクの逃亡を助ける。ブライアン自身はロス市警から追われる身に。レティはドミニクの恋人でレーサーとして登場。ドミニクの妹ミアはサンドイッチ店で働いている。

【時系列的な重要ポイント】
ブライアンとドミニクが出会う
ブライアンとドミニクの妹ミアがほぼくっつく


◆ワイルド・スピードX2 (2003年)
ストリートレーサーとなったブライアンはFBIに捕まるが、犯罪歴の帳消しを条件に麻薬組織への潜入捜査を命じられる。ブライアンの旧友ローマンをパートナーにして捜査。ブライアンとローマンは麻薬組織のボス、カーターを逮捕し組織から大金をくすねる。この作品でテズも初登場。マイアミのストリートレースの仕切り役をしている。

【時系列的な重要ポイント】
ローマン初登場
テズ初登場


◆ワイルド・スピード MAX (2009年)
逃亡先の南米でドミニクとレティは新しい仲間ハンらとガソリン運搬車を襲う盗賊稼業で生計を立てていたが、警察の捜査が強化されたためドミニクはレティに危害が及ぶことをおそれ離れて暮らす。しかし、レティが殺された知らせを聞き、ドミニクはかつてのホームタウン、ロスへ戻る。そして、前作の功績でFBIに復帰したブライアンと再び出会い、麻薬組織の捜査に協力。

【時系列的な重要ポイント】
・ハン登場
・レティの死亡
・ドミニクとブライアンによる初の共同作戦
・ジゼル登場(敵ボスの秘書役)


◆ワイルド・スピード MEGA MAX (2011年)
ブライアンとミアは囚人護送車からドミニクを救出し、ブラジルのリオに潜伏。盗賊稼業のさなか、リオの裏社会を仕切るレイエスの裏資金が記録されたマイクロチップの存在を知り、裏資金の強奪を計画。大金を手にして自由になるため、かつての頼れる仲間(家族)たちを集めてミッションに挑む。

【時系列的な重要ポイント】
・ワイルドスピードファミリーでのミッション遂行
・ホブス初登場
・ドミニク、エレナ(ホブスの同僚)とくっつく
・レティは生きていた?


◆ワイルド・スピード EURO MISSION (2013年)
ドミニク、ブライアンとミアは先のミッション成功によりカナリア諸島で平穏に暮らす。そんな中、前回敵対と共闘したライバルのホブスから、テロ組織のボス、オーウェン・ショウ追跡の依頼がドミニクに入る。一旦は依頼を拒んだドミニクだが、ショウの組織にレティが関わっている可能性を見せられ、真偽を確かめるため、また仲間(家族)を集めてミッションに挑む。

【時系列的な重要ポイント】
・ブライアンとミアの間に子どもが生まれている
・レティの復活(ただし記憶喪失)
・ジゼルの死亡
・敵のボス、オーウェン・ショウを討伐
・ドミニク、レティとくっつく
・エレナ、ホブスの部下として戻る


◆ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (2006年)
カリフォルニアの高校生、ショーンが主人公。ストリートレースの事故でアメリカを追われるように日本へ。日本でハンと出会い、彼の手ほどきでドライビングスキルを身につけ、東京のストリートレースを仕切るヤクザの息子タカシ(a.k.a ドリフトキング)とのレースに挑む。ハンは本作ではヤクザの上納金の着服を理由に狙われ、カーチェイスの事故で死亡。しかし、実際は後のユーロ・ミッションでデッカードに殺害されたことが判明。

【時系列的な重要ポイント】
・ハンの死亡


ここまでシリーズ6作分のトレーラー(予告)はここからご覧いただけます(字幕なし)



◆ワイルド・スピード SKY MISSION (2015年)
やっとたどりついた最新作。ですが、ボリュームいっぱいなので今回はここまでにします。
時系列的な重要ポイントだけならべておきます。詳細は次回!
【時系列的な重要ポイント】
・ブライアン、ミニバンをやさしく運転
・ホブス、実は娘がいる
・オーウェン・ショウの兄、デッカード・ショウの登場
・ラムジー登場、今後ファミリーへ加入?


過去作を見れば感動もメガ盛り!
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ワイルドスピード スカイミッション さらに前進、止まらない進化 [映画・テレビ]

ようやくですが、観てきました「ワイルドスピード スカイミッション」を!

とてもよかった。

予告トレーラーはこんな感じ。


こっちはすごくうまく編集してくれている過去作ダイジェスト。


ワイルドスピードシリーズは15年前に誕生、本作は7作目にあたるのですが、これからちょっと見てみようかなと考えている方にひと言で紹介をしますと、凄腕ストリートレーサー達の超絶カーアクション映画です。前作のユーロミッションの感想はこちら

1作目~3作目まではカーアクションが主体の構成ですが、4作目以降はカーアクションだけでなくヴィン・ディーゼルの演じるドミニクらのチームプレイと肉弾戦アクションの要素が加わり、エンターテイメント感特盛の内容になっています。そして、この「ワイルドスピード スカイミッション」は集大成となった作品になっていると思います。

カーアクションの面ではトレイラーやCMで流されているマシンにパラシュートをつけて飛行機からダイブするシーン、超高級スーパースポーツカーで高層ビルの間を飛び移るシーンなどタイトルどおり自動車が空中で活躍するという楽しい画がたくさん出てきます。

アクションの面では、やはり今回は5作目のドゥエイン・ジョンソン(a.k.a ロック、役名はホブス)起用に続く、超メジャー俳優ジェイソン・ステイサム(役名はショウ)の存在が目立ちます。ドミニクVSショウ、ホブスVSショウのバトルシーンは豪快そのもの。対してテクニカルなアクションで魅了してくれるのは『マッハ!』のトニー・ジャー。キレキレのパルクールアクションを披露しながら、もう一人の主人公であるポール・ウォーカー演じるブライアンを苦しめるシーンも見どころ。

アクション的な話で言えば、冷静に見れば「ありえない!」「フツー全員死んでる」みたいなものばかりなのでそこを楽しまないとダメな映画です。特にロック様は90年代のジャンプ黄金期のようなキャラクターで、ドミニクチームに見事な戦線復帰を果たすので最高にアガります(骨折治療中の左腕ギブスを筋肉で内側から破壊!無人戦闘機のミニガンを抱えて発砲!)。

こんなふうにカスタムカーで暴走して、銃撃戦やって、敵をぶん殴ってみたいな映画なんで、シーンそれだけを切り取ったレビューをすれば、ただの大騒ぎエンタメ映画にしか聞こえませんが、7作目でひとつの集大成となっている作品としてストーリーには正しい秩序と前6作へのリスペクトが込められていて、シリーズファンとしてとても好感が持てました。

レース・ウォーズのシーンで1作目のホンダ・シビック乗りチームのボスが出ているのを見て、ファンはにんまりしたに違いないし、アブダビでのパーティーシーンは、お約束のこれがあってのワイルドスピードシリーズ!と思わずにはいられないはず。

今回のストーリーで、印象的だったというか、この映画のテーマと言ってもいいんじゃないかと感じたのは、3作目トーキョードリフトで事故死(実際にはショウに殺された)した盟友ハンの葬儀シーンでローマンがつぶやく「もう、葬式はやりたくねぇよ」というセリフ。これは、実際にプライベートの交通事故でポール・ウォーカーが亡くなったこともあり映画の中以外のダブルミーニングを考えずにはいられませんでした。実はこのローマン、お調子者のイジられキャラですが、主人公チームの中で一番観客席側に近い感覚で代弁するポジションなので、彼がいることでドミニクチームが作品中で最低限の常識バランスをキープしているのはストーリー上すごく重要。もしローマンのキャラもブッ飛んでいたら単なる狂人集団になりかねません。

狂人といえば、ステイサム演じるショウの他、もうひとつの敵役でテロ組織のボスのジャカンディもなかなかのもの。ロスの上空で戦闘ヘリを飛ばしてミサイル打ちまくりという凶行をやってのけます。とにかく楽しいシーンがありすぎて書ききれません。ほかにもカート・ラッセルの演じる役柄が黒幕っぽいなーと思ったら全然違ってめっちゃいい人だったり、新キャラのラムジーを演じるナタリー・エマニュエルはすごくキレイだったり、冒頭シーンではブライアンがミニバンを運転してたり…。こんな断片的な書き方ではまったく読んでもわからないとは思いますが、シリーズファンなら必ず映画館で見るべきというのは間違いありません。誰もが絶賛しているエンディング後の「for Paul」は、彼への追悼だけでなく、筆舌しがたい感謝と敬意にあふれています。

映画本編とは関係ありませんが少し残念だったのはパンフレット。記事はワイルドスピード愛にあふれている内容で文章は本当に素晴らしいのですが、登場車種紹介がなかった点。毎回けっこう楽しみにしてたのですが、文字で車名がさらっと書いてある程度。話題のライカン・ハイパースポーツもブツ撮り写真なしです。

ちなみにライカンの登場するシーンはこんな感じ。
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リリックもゲームとともに進化!3DS「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」のTVCMソング [映画・テレビ]

出る出る ゼルダの伝説
出る出る出る出る遂に出る
(ゴージャス!)
今度の冒険
(リアル!)
君もすぐに体験
ハッと息のむ謎解きアクション
(ナルホド!)
スーパーファミコン
(危なーい!ゼルダ!!)
(行け!リンク!!)

知らず知らずの真剣勝負
今宵もゼルダは最高潮
スーパーファミコン ゼルダの伝説
出る出る出る出る遂に出る


30~40代の男性なら覚えている人はかなり多いのでは?この歌詞は22年前、1991年11月に任天堂が発売した「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」のTVCMソングです。手がけたのは、本格ヒップホップトラックに、極めて日本人的な、若者のダラけた日常を見事に描写したリリックを乗せた「オモロラップ」でブレイク中だったスチャダラパー

スチャダラパーがデビューしたのは1990年。2014年が来れば、なんと活動24年目です。そんな彼らが2013年12月に先のTVCMソングを任天堂3DS「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」でセルフリヴァイバルしたわけです。任天堂のCM担当者、Good Jobです!そんな22年ぶりにアップデートされたリリックを以下引用します。

出る出る ゼルダの伝説
出る出る出る出る遂に出る
飛び上がる飛べる飛び降りる
(アチーっ!)
上へ下への3Dアクション

絵になる絵になれるどこだって
スルっと抜けて別のダンジョン
(行け!リンクー!!)
どこから攻めるどう攻める?
はじまる新しい伝説
出る出る出るゼルダの伝説神々のトライフォース2


ゼルダのアクション、演出の楽しさを見事にリリックに綴り、やっぱりスチャダラパーのメンバーってゲーム好きだなーって思わせてくれる内容になっています。お正月はのんびりゲームもいいかもしれませんよ!

まずは1991年のスーパーファミコン版から。冒頭で引用している僕が覚えているリリックは多分、30秒CMのバージョンで、Youtubeにはスペシャルなフルバージョンがありました。リリック少し違いますね。芸が細かい!


こちらが2013年現在放送中の3DSのもの。3DS買おうかな。


さらに、1991年のTVCMソングの元ネタというかオリジナル曲。「ゲームボーイズ」というタイトル。週末に友達と一緒に徹夜でゲームした経験ある人なら、絶対にアガる、いや笑えます。


ゲーム最近してないけど、見てたら欲しくなってきた。


TVCMの元になった、オリジナル楽曲「ゲームボーイズ」が収録されているのはこちら!


Rip Slymeの新作Slyは、話題のドラマ「リーガルハイ2」の主題歌! [映画・テレビ]

堺雅人主演のドラマ「半沢直樹」がスーパーヒットし、「倍返しだ!」の台詞が流行語大賞間違いなしといったところですが、その堺雅人の新ドラマ「リーガルハイ2」がスタートしましたね。
前作は、原告被告双方の利害をコミカルに描き、ドラマらしい「弁護士=正義のお仕事」というステレオタイプを正面から破壊してくれた傑作。前作ファン、「半沢~」からの流れで見るという方、第一話はチェックしたでしょうか?新登場のライバル達がどんなふうにストーリーに絡んでくるのか楽しみであります。


ドラマの話はこのくらいにして、エンディングで流れる主題歌の話へ。主題歌になっているのは、Rip Slymeの新曲「Sly」。ストリングスのアタックが印象的なディスコ調のトラックに、お家芸の4人マイクリレー。スムースなメロディーのフックパート。クオリティの高さは、さすがRip Slyme!

ここからはちょっと余談。前作「リーガルハイ」では、PESのソロ曲「女神のKiss」だったので、その流れ?そういえば、堺雅人主演の映画「間宮兄弟」もテーマ曲はRip Slymeが担当していたので、縁が深いんだろうなと思いますね。


「Sly」は、ずるい、狡猾なという意味だそう。ドラマをしっかり意識してます。
フィーチャリングでロックバンドOKAMOTO'Sのベーシスト、ハマ・オカモトが参加しています。


こちらは前作の主題歌。PES「女神のKiss」


リーガルハイのテーマ曲もカッコいい!ファンク全開!!
作曲は林ゆうきという方。ドラマのサントラでは超有名な人。



今回はたくさん紹介した。まずはRip Slymeの「Sly」と12月発売のアルバム『Golden Time』、そしてPESソロアルバムの『素敵なこと』。


ここからはドラマ「リーガルハイ」関連。前作サントラ、今作サントラ、前作ブルーレイBOX、前作DVD-BOXを。
まだ見ていない人、チェックすれば「リーガルハイ2」を100倍?楽しめますよ!






ファンが受け止めなければならない痛み ワイルドスピード ユーロ・ミッション [映画・テレビ]

7月6日に公開した映画「ワイルドスピード ユーロ・ミッション」を見てきました。
このシリーズ大好きで、前作の「MEGA MAX」がシリーズ中、個人的には最高傑作だったので、この最新作も期待に胸を膨らませておりました。

見終わっての個人的な感想は、「ファンとしては、はっきり言って後味が悪い。でもこれで前を向いて次回作をまた見たいと思えた。」です。読んでいる方は、さっぱりわからないと思うので、少し長くなりますが説明させていただきます。

このワイルドスピードシリーズは2001年にスタートして、ユーロミッションは6作目になります。ただ、映画での時系列は5番目なのです。時系列をズラすきっかけになったのは3作目に発表された「TOKYO DRIFT」。この作品、多くのファンの間で黒歴史、できればなかったことにしたいものとなっています。主演の2人(役名ではドミニクとブライアン)が両方とも出ていないこと、敵役の日本人はひと目でコリアンアメリカンとわかってしまうキャスティング、ストーリーも突っ込みどころ満載!吹き出しながら友達と見るにはまあまあ楽しいはず。

それで、「TOKYO DRIFT」が時系列をズラさざるを得なくした映画上のエピソードは、ハンという登場人物の事故死。ハンは豊川悦司風のルックスで、役柄、演技も含めかなりカッコよかったので、4作目の「MAX」以降ドミニク達のチームメンバーとして活躍します。

ワイルドスピードシリーズの監督は、1作目はロブ・コーエン、2作目はジョン・シングルトン、問題の3作目からこの6作目がジャスティン・リンとなっています。4~6作目、「MAX」、「MEGA MAX」とアクション、ストーリー、エンタテイメント性を大躍進させ、「ユーロミッション」へつながる流れを構築したのは、ジャスティン・リン監督は本当に偉業を成し遂げたと思います。だからこそ、ファンとしては「なぜTOKYOは…?MAXと同じ監督が撮ったとは思えない」「TOKYOがなければ…」とフタをしてしまいたくなるのですが、そんなファンの胸のつっかえを、あるいはジャスティン・リン監督自身が清算する役割も今作「ユーロミッション」にはあるのかと考えてしまうのは邪推でしょうか。

つまり「ユーロミッション」は「TOKYO DRIFT」という黒歴史に対する<けじめ>。ファンにとっても、おそらくジャスティン・リン監督にとっても。でもそれは、あるメンバーを失うという大きな痛みを伴った。だからミッション終了後のラストシーンではドミニクたちは安住の地を手に入れたにもかかわらず、どこか通夜のように重苦しい。前作のような明るい後日譚を期待していた私は正直つらかった。でも、これでフタをしてきた時系列の闇を捨て去ることができた。次回作へのさらなる飛躍に必要な”タメ”の作品だった。

あ!映画の内容の話、さっぱりできてないわ。ホブス(ドゥエイン・ジョンソン)が今回もいい味だしてる。マシンもカッコええし、アクションも笑っちゃうくらいスゴいよー。クライマックスのチームバトルシーンはカメラワークが複雑でちょっとわかりにくかったけどね。クラッシュでバーン!爆発ドーン!そして肉弾戦!おすすめ。シリーズ見るの初めてだったら、どれかひとつくらいは過去作見といたほうがいいよ。

※2013年11月30日、ブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーさんが、自動車事故で他界されました。享年40歳。7作目を撮影中だったのに、あまりにも早すぎる死。スクリーンの彼への感謝とともに、ご冥福をお祈りします。

7作目「ワイルド・スピード スカイミッション」でスクリーンに人生をささげたポールの姿があります。あらすじを知りたい方はこちらへ。

youtubeに海外の公開イベントライブの様子がありました。ローマン役のタイリース・ギブソンが司会してます。


あとサントラにはリュダクルスの曲も入ってます。


せっかくなのでサントラも紹介。Lil WayneとかDavid GuettaとUsherとLudacrisのコラボも!


そしてDVDとブルーレイも発売です!ワイルドスピードフリークなら初回プレス版で決まり?!







小ネタ満載の深夜ドラマ、プロゴルファー花 [映画・テレビ]

読売テレビ・日本テレビ系で現在放映中の「プロゴルファー花(http://www.ytv.co.jp/hana/index.html)」がバカバカしくもけっこういいドラマなので見所をちょっと紹介。天真爛漫なヒロインの野宮花(加藤ローサ)が2億円の借金を返済するために、プロゴルファーを目指すというストーリーですが、コミック的、漫画チックな演出や会話シーンがちりばめられたいい意味でアクの強い作品になっています。



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特筆すべきは、ヒロインと同じゴルフ研修所に通うライバルの高瀬リコ(片瀬那奈)の顔芸。昨年の深夜ドラマ「歌のおにいさん」でも魅せてくれたコメディエンヌぶりがさらにパワーアップしています。ラウンド中、表向きは野宮に励ましの声をかけたと思ったら、後ろを振り向きすごい形相で「失敗しやがれ!」的な悪態をつきまくります。



あと、ヒロインの才能を見抜いて?プロゴルフの世界に誘ったコーチ(石黒賢)の存在。荒唐無稽な理屈を自身たっぷりに話す内容が、わかる人なら吹き出しそうになるはず。第2話では、7番アイアン1本でラウンドせざるをえない状況に陥ったヒロインに、「プロゴルファー猿(藤子不二雄(A) の漫画。主人公は木の根っこで作った1本のクラブだけでプレイ。)」の話を引き合いに出していました。



これからどれだけストーリーに小ネタがでてくるか楽しみなドラマです。興味があればぜひ。



ライバル役の片瀬那奈、実は過去にCDも出しています。楽曲はダンサブルなハウス系で、宇多丸も「マブ論」でプッシュしまくりの良作ぞろい!そういえば最近はスケボーキングの復活アルバムにも参加していましたね!








映画「第9地区」。人間って怖いよね!ではなく。 [映画・テレビ]

アカデミー賞作品賞ほか4部門にノミネートされた話題の映画「第9地区」(ピーター・ジャクソン監督)。見てきました!すげー面白かった。雑誌の作品紹介では、難民として地球にやってきた100万人を超える異性人のために設けられた異性人専用居住区「第9地区」での争いを描くというようなことが書いてあったので、アパルトヘイトやパレスチナ問題のような社会のルールを作れる側にいる人間が、自身に都合のいいようにルールを作っていったために、それを強要される側の不利益とか反発、端的に言えば「人間って怖いよね!」みたいなのが一番のテーマになっているのかな、と思ったら、そうではありませんでした。



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もちろん、人種差別とかナチスのユダヤ人排斥とか人体実験とか人類の黒歴史を彷彿させる、心が痛くなるようなシーンはいっぱい出てきます。でも、それ以上にこの映画でずっと大きく描かれているのは、あらゆるエゴが善悪関係なく当たり前のものとして存在し、ぶつかり合う姿だと思います。主人公ヴィカスのエゴ、組織の人間のエゴ、異性人のエゴ、登場するすべてのキャラクターが持つエゴがむき出し。だからこそ、終盤の主人公の行動に心を鷲づかみにされてしまったのだと思います。



異性人の言語や嗜好など前提としてあるバックグラウンドの作りこみも素晴らしかったし、作品全体を通しての見せ方も見事。アメリカで起きた9.11のテロ映像をテレビで眺めているような傍観者の感覚から、スクリーンの当時者と同じ極限状態へ一気に巻き込んでくる、緩和と緊張で激しく揺さぶられエンディングまであっという間でした。



映画の世界観を見事に踏襲したとても良い公式サイト(http://d-9.gaga.ne.jp/#)があるのですが、これから観ようと考えている人はアクセスしないほうがいいかもしれません。良すぎて展開がぼんやりわかってしまう可能性があります。予告ムービーも見ないほうがいいです。もう見てしまったというのなら、先に述べたような社会問題が全面的なものだと思い込んでから劇場へ行きましょう。そのほうが絶対楽しめます。



書き忘れたので追記。エイリアンでも子どもはやっぱりかわいい。エイリアンの乗り物のコックピット、超かっこいい。



第9地区は、TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」のシネマハスラーでも大絶賛!ポッドキャストでコチラから聴けます!!







「第9地区」のDVD&ブルーレイが出ました!



映画史に残るマスターピースと言いきれる作品。映画館で観た人も観なかった人もぜひ!!






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